アウトドアや避難生活中に、調理や食事をすることもあるかもしれない。そんな時、ツーリングテーブルなどがあると便利だ。
ただ、アウトドア用のテーブルは、車での持ち運びを想定しているのか、コンパクトさが謳われていても意外と大きかったりする。
僕の場合、防災リュックの中に常備しておくものとして考えているので、とにかくコンパクトにリュックに収まるテーブルが欲しい。
そんな無茶な願望も、探せば見つかるもので、ホリデーロードのツーリングテーブルというものを発見。購入した結果も満足しているので、紹介したいと思う。
VHSサイズで超コンパクト&超軽量!
このツーリングテーブル、VHSと同じ大きさ&半分の薄さで収納できる。ある程度の年齢層の人にしか伝わらないと思うので、身の回りのもので例えられないか調べてみた。
なんと、11インチのMacBook Airを縦におよそ3等分したサイズだった。厚さもほぼほぼ同じで、まるでMacBook AirがVHSのサイズを参考にして作られたかのようなジャストフィット感。
ちなみにサイズを数値で表すとH14×W104×D188mm。しかも重さはたったの260gだからとても軽量。他のアウトドア用のテーブルをはるかに凌駕する小ささなので、常にリュックに入れておけるだろう。
組み立ても簡単
一つ一つのパーツに分かれて収納されているので、使うときは毎回組み立てる必要があるものの、簡単な構造なので、説明書がなくてもたった十数秒で組み立てが完了する。
収納用の袋が必要
一つだけ不満があるとすれば、デフォルトで収納袋が付いてこない点か。
収納袋がないと各パーツがバラバラになってしまうので、100均等で各自見つけた方が良いだろう。
重いが別売りでアルミ板も注文可
ちなみに、このテーブルの上での調理を想定している場合、天板の耐熱温度に限界があることを考慮したほうがいいかもしれない。
僕が使ってみた感じでは、すぐに問題があるというわけではなかったものの、天板に使われているアルポリックという素材自体は110度程度の耐火性能しかもたないので、あまり近くで火を扱うと溶ける可能性がある。
もし心配な場合は、多少重くなるが、別売りのアルミ板を購入して、3枚のうち真ん中をアルミ板にしてもいいかと思う。
下記のリンクのメーカーHP、一番下のほうに別売りのアルミ板が紹介されている。1枚540円だが、僕は念のため3枚購入した。ちなみに、1枚の重さは100gで、アルポリックと比べ一枚あたり約65g重くなる計算だ。
あとがき
登山やアウトドアで食事をとるとき、ゴツゴツしてものを安定しておけない地面でもクッカーやカップを不安なく置くことができるので、とても便利。
コンパクトなテーブルを探している人は是非検討してみてほしい。