[凹] ホーウィン社100周年のシェルコードバン(ナチュラルカラー)を使ったGANZOの逸品!

[凹] ホーウィン社100周年のシェルコードバン(ナチュラルカラー)を使ったGANZOの逸品!

Hiroyaki horween shellcordovan001

こんにちは!ひろやき(twitter)です。

すいません、先に謝っておきますが今回は完全に趣味の回です。今日紹介するのは、すでに廃盤になってしまっている革でできた長財布と名刺入れについてです。

僕が革好きになったきっかけの革、アメリカはホーウィン社のシェルコードバンです!

[adsense]

シェルコードバンとの出逢い=革好きになった瞬間

良いデザインの名刺入れが全然ない!

MAX87_batuwotukuttagaijin20140531.jpg

今ではすっかり革大好き人間になってしまっておりますが、そのきっかけは大学卒業直前の3月に遡ります。

当時、入社の準備として社会人に必要な色々な物を揃えておりました。なかでも名刺入れはお気に入りの物を見つけようと、結構色々な所をまわっていました。

ところが、なかなか良いのが無い。表のデザインは良くても、内側のデザインが気に入らない。ほとんどがヌメ革!

運命的な出逢い

Hiroyaki horween shellcordovan002

ところが、表参道のGANZO本店でとうとうお気に入りの名刺入れに出逢う事が出来ました。それがGANZOの中でも高価格帯に属されるシェルコードバンシリーズの数量限定モデルでした。

この数量限定版の何がレアかというと、コードバンの数少ないタンナーとして有名なホーウィン社が2005年に100周年を迎えたのですが、その記念として創業当時に生産していた今はなきナチュラルカラーを復刻版として限定で生産したんです。

限定で復刻されたカラーなので、その生産量が限られており、僕が名刺入れを捜している時には既に記念の年から数年が経過しておりました

そしてこの名刺入れはそのホーウィン社の限定生産の革を使ってGANZOが製品化した商品だったわけですが、そんな超レアなものと、なぜ偶然出会う事が出来たのか。

実は、僕が入店する前日くらいに、店頭展示品として長期間残っていたものが百貨店からGANZOの本店に戻って来ていたんです。

展示品とはいえ素晴らしいクオリティ

MAX76_gjmax20140531.jpg

展示品として百貨店に置かれていたものなので、多少のヤケなどがありましたが、さすがホーウィン社のシェルコードバン、惚れるには十分な程のオーラを纏っておりました。しかもそういう経緯があるので、アウトレット価格で手に入れる事が出来たんです。歓喜!

これが速攻で惚れ込んだナチュラルカラーのシェルコードバンです。

Hiroyaki horween shellcordovan003

もうね、この色味めちゃめちゃシックで最高です。外側の革の色との絶妙なバランスに垂涎ものですよ。写真よりも実際の色味をみせたいです。それ位素敵。

ちなみに、長財布の方も百貨店のデッドストックとして下げられていたものを見つけて手に入れました。

ゾッコンポイント

国産のコードバンにはない質感と高級感

Hiroyaki horween shellcordovan004

GANZOでは、このホーウィン社のシェルコードバンとは別に国産のコードバンを使ったシリーズも展開しています。※写真左が国産、右がホーウィン社製

後に百貨店のデッドストックとして手に入れる事になりますが、名刺入れと同じシリーズの長財布はもう入手不可だと思い、国産シリーズの長財布を購入していました。

比べて見ると分かりますが、ホーウィン社のシェルコードバンは国産のそれとは比較にならない程質感に違いがあります。

この物言いから分かるかと思いますが、僕は殊コードバンに関しては、国産が好きではありません。なぜなら質感が安っぽいから。

完全に主観なので、国産のコードバンが好きな方は無視していただきたいのですが、この国産のコードバンにはないシェルコードバンの深い輝き、艶やかさに惚れてしまったので仕方ありません。

ただ、シェルコードバンは国産のコードバンと比べて引っ掻きや濡れに対する耐性が極端にありません。堅牢性は国産に軍配が上がりますが、そのデリケートさを補って余りある高級感を僕は重視するというわけです。

※その普段使いに向かない繊細さが故に、コレクションになってしまったわけですがw

独特の上質な香り

MAX76_gjmax20140531.jpg

シェルコードバンには革製品独特の革臭さがありません。革臭さ自体が嫌いな訳ではないんですが、このシェルコードバンは香りも他の革と一線を画しているんですよね。凄く上品な香りがします。

これこそ写真では伝わらないので、なかなかもどかしいのですが、もし機会があれば香りを嗅いでみてください。全然違いますから。

内側に贅沢に使われた100周年記念復刻カラーが最高

Hiroyaki horween shellcordovan005

長々と書いておりますが、ここがダントツでいい。参考に国産のコードバンのシリーズの内側を並べてますが、このように内側にヌメ革を使っているものが本当に多い。あるいは表の革と同じ革。それはそれで良いのですが、やっぱり心にはグッと来なかったんですよね。

Hiroyaki horween shellcordovan006

この鮮烈な革デビューから今まで色々な革製品をみてきましたが、この絶妙に渋い風合いのシェルコードバンナチュラルカラーに匹敵するものは未だに出逢えていません

実は他にも…

もはやコレクションの域…

Hiroyaki horween shellcordovan007
Hiroyaki horween shellcordovan008

実はGANZOが限定色を使って展開していた商品は他にもありまして…。それがキーケースと手帳カバーです。ある日うっかりYahoo!オークションで見つけてしまい、ついうっかり両方とも落札してしまいました。

Hiroyaki horween shellcordovan009
Hiroyaki horween shellcordovan010

全く使っていませんが、いいんです、コレクションだから…(笑)

あとがき

この出逢いが無かったら革製品にここまでハマっていなかったと思います。そう考えるとまさに運命の出逢いだったんだなあ、と感慨深いです。GANZO本店の店長さんとも未だに仲良くさせていただいていますし、シェルコードバン様々です。

あ、そうそう、復刻版のシェルコードバンはもう取り扱ってないですが、通常カラーのシリーズはまだ取り扱っているようなので、気になる方は是非お店に見に行ってみてください!
※ネットショップでは売り切れていても店舗にはあることが多いです。

SHELL CORDOVAN 2(シェルコードバン2) 日本の職人による最高級の革製品 GANZO(ガンゾ)公式オンラインストア

革製品カテゴリの最新記事