iPad Pro用に使っているロジクールのK760が、ここのところ調子が悪く、どうも電池の問題なんじゃないかと思ったので、DIYで電池交換をすることにしました。
今回電池交換をしてみてわかったことがいくつかあったので、共有のためにまとめたいと思います。
過去記事:Logicoolのk760はソーラー充電で電池交換不要!Apple製品に合うワイヤレスキーボードならコレ!
中身はeneloop
ネットで調べると、どうやらソーラーパネルで発電した電力を2本のeneloop(単4)に溜めているそうです。
残念ながらSANYOがPanasonicに吸収されたので、eneloopブランドは無くなってしまいましたが、丁度同じサイズのPanasonicの充電池を2本持っていたので、それに換装してみたいと思います。
現在Panasonicから出ている充電池をeneloop用のもので充電できることは、元々持ってるもので検証済みですが、同じ方法でやる場合は自己責任でお願い致します。
準備するもの
事前に準備するべきものをまとめます。
・単4のeneloop×2本(あるいはそれに準じる充電池)
・ネジ穴にあったサイズのプラスドライバー
・幅が小さめのマイナスドライバー
※ドライバーはコンビニなどで買えるもので大丈夫です。
裏蓋を開けるには2つネジを外そう
まずは裏蓋を開きます。とはいっても、公式には開けられないことになっているので、隠されたネジの頭を出してあげるところから始めます。
裏返して、キーボードの傾きを作っている2つの山のゴム部分をめくります。両面テープでくっついているので、マイナスドライバーを隙間に差し込むと剥がしやすいです。
剥がす時のコツは、ネジが両方とも内側についているので、内側だけを剥がすこと。
全部を剥がしてしまうと、戻すのが面倒になるので注意しましょう。
ドライバーで糊を剥がして思い切って外す
ネジを2つ外したら、ソーラー部分の縁の隙間に薄いマイナスドライバーを突っ込み、間に塗られた糊を剥がしていきます。
写真のようにソーラー部分にドライバーの先が覗くくらい突っ込んでしまって大丈夫なので、思い切り行きましょう。
糊が剥がれたら、フタを開けましょう。スライド式ではないので、思い切って引き上げるのがコツです。
実は反対側から2つの小さいネジで固定されているので、思ったよりも強めに外さないとうまく外れません。
電池もドライバーで外す
さて、eneloopが姿を表しました。
ただ、電池が弱めの両面テープでひっついているので、手で外すのは少し難しいです。
僕は隙間にマイナスドライバーを入れてテコの原理で外しました。
多少eneloopの外装が傷つきますが、塗装の部分なので特に問題ないでしょう。
コツはネジ穴を潰すこと(ネジ穴部分)
電池を交換したらあとはフタを閉めるだけ。と思いきや、実はもう一手間必要です。
さっきフタを外すときにも言及した、裏側から固定している2つの小さいネジが邪魔なんですね。このネジがあるためにそのままでは綺麗にフタが閉まりません。
そのため、フタの側のネジの穴をマイナスドライバーで潰し広げてしまいます。
プラスチック素材なので、マイナスドライバーを突っ込んでグルグル回すだけで簡単に削ることができますので、思い切ってやってしまいましょう。
これで元の通りにフタをネジで止めれば完成です!
無事に内蔵充電池の換装完了!
はい、ということで、無事に電池の交換が完了しました。
今まではついてなかった電源ボタンのライトが明るく緑に光るようになったー。やったー。
一旦これで様子を見たいと思います。電池の問題ならばこれでいいでしょうし、そうでなければ、また充電できなくなると思うので、その時は買い換えを検討したいと思います。