革靴、鞄、革小物などなど、自分へのちょっとしたご褒美に上質な革製品を購入する人は多いと思います。でもその度にオイルが増えていくのを不便に感じてはいないでしょうか。
確かに革の種類によって使うオイルを変えた方が良いこともありますが、実はある一つのオイルを持っているだけでほとんどの皮革製品に対応できてしまうんです。
それが、ドイツ出身の万能保革トリートメントの「ラナパー」です!
[adsense]
コレ一つで何でもOK!
最初の頃は、僕もそれぞれのブランドでお勧めしている純正のオイルやワックスを買っていました。しかし、ラナパーを知ってからは、ほとんどの革製品をこれでお手入れする事にしています。要は革を潤わせる事が出来ればいいので、必ずしも純正のものである必要はないんです。
ラナパーは汎用性の高いトリートメントです。牛革・馬革・豚革はもちろん、クロコやオーストリッチ、更には合成皮革やエナメル製品までカバーする程なんです。
ただし、スエードやヌバックなどの起毛系の革には適さないので、そこだけはご注意下さい。
コレ一つで保革から汚れ落としまで!
どんな革にも適する素晴らしいトリートメントですが、効果も多岐に渡ります。本当にコレ一つで革のお手入れが十分に出来るんです。その効果は以下の通りです。
- 保革:革を柔らかくする効果
- ツヤ出し:イイ感じにテカテカになります
- 防水:撥水効果で多少の雨には負けません
- カビ取り:カビが生えにくくなります
- 汚れ落とし:表面の汚れを落とす効果があります
秘密は配合されている成分にあり?
これほどに万能なラナパーですが、その成分が気になりますよね。実は蜜蝋やホホバオイルなどの天然素材だけで調合されているらしいんです。
そのため、嫌な臭いもしないし、塗った後もサラッとしていてべたつきません。安心ですね!
しかもこのトリートメントは無色透明なので、どんな色の革製品にも同じように使う事が出来ます。こういう部分もとても便利ですね。
お手入れ方法
ラナパーにはトリートメントとスポンジが同梱しています。ですので、買ってすぐに革のお手入れをする事が出来ます。※スポンジは新品では真っ白です。
まずは使い古しの布かなにかで革表面の汚れを軽く落としましょう。
そしたら付属のスポンジに少量のラナパーをとって、革製品に塗り込んでいきます。このとき注意したいのが、ラナパーを取りすぎない事です。最初は革を潤わそうと思って、沢山塗ってしまいがちですが、そこは我慢しましょう。うすーく膜を張る位で十分です。
そして全体に均等に塗り込めたら、少し時間をおいてトリートメントが浸透するのを待ちましょう。
ある程度浸透したら、使い古しの布かなにかで軽く革を磨いて終了です。強く擦るのではなく、軽くなでるような感じで磨きましょう。
あとがき
僕も最初は本当にコレ一つで全てをカバーできるのか不安でしたが、今となってはいらぬ心配だったなと思って、ガンガン色んな革製品に使っています。ぜひお試しあれ。