投資の世界には生活防衛資金という考え方があるそうな。
生活防衛資金というのは、投資に回すお金とは区別されるお金で、病気や失職、被災などのイレギュラーな事態に陥った場合に、当座の生活を送るために使われる緊急用の資金のこと。
確かに、何かあったときでも、まとまったお金が準備してあればとても心強いだろうし、平時においても不安を感じることなく積極的に活動できそう。
でもお金だけあればいいのだろうか?
地震大国日本で暮らす限り、いつまた大きな地震が襲ってくるとも限らない。そんな時にお金だけあれば生きていけるのだろうか。いや、生きてはいけまい。
ということで、若干飛躍してる間は否めませんが、生活防衛用品として防災バッグを準備しておくことにしたわけです。
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生活防衛用品としての防災バッグ
実際問題、病気とか失職程度であれば、お金で割となんとかなると思うんですよ。様々な制度も活用できるし。
ただ、地震とか大きな災害があった場合、自分だけじゃなくて制度の基盤になっている社会自体が揺らいでしまっているので、一定期間お金があってもどうしようもない状態になってしまう可能性があるんです。
なので、一定の期間安心して被災生活を送れるような生活防衛用品、すなわち防災バッグを準備しておき、「何かあっても大丈夫」という後ろ盾を作って、日々安心して過ごそうというわけです。
レジャーでも使えるようアウトドア用品で揃える
ただ、闇雲に防災グッズを揃えるというのは、モノに拘る自分にしては芸がない。もとい、美意識に反するのできちんとこだわって選定したいと思うわけです。
今回は「タンスの肥やしにならず、なるべく日常的に使うモノで揃える」ことをテーマに一品一品じっくりと揃えていきたいと思います。
そうなってくると、やはり選択肢にあがってくるのはアウトドア用品でしょうね。
自然の脅威に立ち向かうために洗練され、様々な環境に特化した機能を有する登山グッズやキャンプグッズの数々。これでしょう。
断捨離精神とウルトラライトの思想の親和性
ところで、アウトドア界にはウルトラライトという考え方があると聞きました。
これは、過酷な自然環境に適応するための様々なアウトドア用品を、必要最小限の重量に抑え、極めてコンパクトにパッキングすることを良しとする思想のようで、最近僕がはまっている断捨離の精神に大変似ています。
いわば、アウトドアのミニマリスト。
実は、ウルトラライトの名を冠したアウトドアグッズも結構あったりします。
今度紹介しますが、600mlの水を沸かせて調理もできるクッカー(鍋)がたったの91gで存在するんですよ。iPhoneより軽い、ビビる。
久々にモノ好きの血が騒いで来ました。
まずは中身を厳選します
という訳で、これからじっくり吟味しながら防災バッグの中身を揃えていきたいと思います。
ある程度中に入れるモノが確定した段階で、その容量にあったリュックを探します。先に入れ物を決めちゃうと帯に短し襷に長しなことになってしまいますからね。
お楽しみにー(^^)ノ
完成しました!:自作の防災リュックはこれで完璧!ウルトラライトなグッズを大公開!