皆さん、とうとう出ましたよ!ペン型の付箋が!
のっけからテンション高くてすいません。かねてより付箋の置きどころに悩まされてきた僕にとって、ペン型の付箋というのは待ち望んでいたプロダクトだったんです。
参考記事:[凹] ペンケースの中身を晒してみた。必要最小限の文房具。
付箋って、ペンケースの中に入れておくと収まりが悪いし、ポケットに入れるというのも不便です。デスクで使う分には置き場所を決めてあげればいいんですが、読書の時に使うことを考えるとスマートに持ち運びたいんですよね。
ということで、今年の4月に発売されたばかりのペン型の付箋、「PENtONE(ペントネ)」を導入したので存分にレビューしたいと思います!
Contents
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ペンケース・ペンスタンドにスッと収まるフォルム
まずはそのフォルムをペンと比較してみましょう。とてもスリム。なんならジェットストリームの方が太いですね。
長さもほぼペンと同じような長さに作られていますので、ペンケースやペンスタンドに挿しても全く野暮ったくありません。極めてスマート。
スリムなボディに210枚もの付箋を収納
しかもこんな細いケースに210枚もの付箋が収納されています。とても薄い付箋のひとつひとつが1枚に連なり、筒状に巻かれているため、こんなにコンパクトで大容量なんですね。
ちなみに付箋は一定の間隔で切り取り線が入っているので、一般的な付箋と同じサイズ(42×12mm)で使用することが可能です。
機能面でも利便性の高い付箋
下の文字が透けて読める
フィルム素材なので、紙の付箋とは異なり下の文字もしっかり視認可能。書籍に貼る使い方が多い僕にはありがたいです。
ボールペンでもシャープペンでもきちんと書ける
また、貼った付箋にメモを書くことがありますが、この付箋はボールペンでもシャープペンでもしっかり書くことができます。ゲルインクでは試しておりませんが、聞くところによると乾くのに多少時間がかかるとか。
切り取り線でカチッと止まる便利な機構
個人的にはこの機能が一番驚きました。なんと切り取り線のところでカチッと止まるんですよ。便利!
ペン型の付箋とはいえ、取り出しやすさを考慮して、側面に一枚分のトレーが飛び出しています。
その幅分付箋を取り出すと、自動的に切り取り線が縁に沿うので、そのまま1枚切り取ればすぐに使用可能。次の付箋もちょうどの位置でスタンバイしているという。
ただ、この機構は慣れるのに何回か実践が必要です。力の加減を間違えて1枚以上取り出してしまったり、ケースを力強く抑えすぎて取り出すのがうまくいかなかったりします。慣れればむしろ便利な機能なので、僕は特に気にしてません。
入替え用のリフィルも豊富
このペントネはもともと女性向けの文房具として開発されたということもあって、リフィルの種類が豊富です。一般的な単色の付箋はもちろん、ストライプやドットの柄がついたものもあります。
中にはノートのように罫線が入ったものもあります。この付箋は1枚で切り取らず、何枚かつなげて大きい付箋として使うという使い方がいいでしょう。
他の付箋と定価を比較してみた
実はこのペントネ、本体の定価が740円、リフィルが450円と、付箋にしては意外と値段がします。まあとても便利な商品なので個人的には気にならないのですが、気にされる方もいらっしゃるかもしれないので、付箋一枚あたりの金額を比較してみました。
ペントネのリフィル
さて、ペントネのリフィル、これは税込の値段で486円、そして210枚入っています。
1枚あたり2.31円ですね。
紙の安価な付箋
一番安価であろう紙の付箋は487円で450枚も入っています。
こちらは1枚あたり1.08円です。およそペントネの2分の1の価格ですね。
フィルム 素材のポストイットの付箋
さて、それでは同じようなフィルム素材のポストイットの付箋だとどうでしょうか。こちらは367円で120枚入っています。
1枚あたり3.05円。意外とします。
ということで、ペントネはフィルム付箋の金額とランニングコストで考えるとそこまでコスパが悪いわけではなさそうです。
※今回は新商品のペントネは値引きがないので、他の2つの付箋も値引きを考えず定価で比較しました。
デザインで気づいたこと
まず、もともと女性向けに作られているとはいえ、シンプルなデザインなので、男性でも違和感なしです。
そして、リフィルを入れ替える時に外すフタが、いわゆる一般的なボタンを流用しているみたいなので、好きなボタンに付け替えることができそうです。こういう小さい部分で他人と違いを出していってもいいかもしれません。
あとがき
今は発売されたばかりで割高な印象があるかもしれませんが、機能とデザインは抜群の付箋です。実際に各所で品切れ続出の人気商品なので、一度お試しあれ!